コーヒーにミルクを混ぜるとまろやかな味わいになって美味しいですよね。コーヒーにたっぷりのミルクを入れた飲み物の代表格と言えば「カフェオレ」と「カフェラテ」。コンビニのドリンクコーナーでも必ずと言っていいほど目にする商品です。さてよく似た名前なのでそもそも区別すらしていない人もいるかもしれませんが、両者には実は違いがあるのです。
カフェオレは普通のドリップコーヒーにミルクを混ぜて作ります。ちなみにドリップコーヒーとは挽いたコーヒー豆の上からお湯を注いで抽出したものです。いわゆる喫茶店とかで飲む普通のコーヒーのこと。家でも作るような普通のコーヒー牛乳ですね。これがカフェオレです。
一方カフェラテのほうはエスプレッソにミルクを混ぜて作ります。エスプレッソとは蒸気圧を利用して抽出したコーヒーのこと。まぁ何のことだか分かりにくい説明ですが、専用のマシーンを使って作るコーヒーといえばイメージしやすいのではないでしょうか。エスプレッソは濃縮されていてとても味が濃いのでカフェラテはミルクを多めにいれるのが基本です。
カフェオレは、フランス語が語源です。ちなみにカフェオレは濃いめのコーヒーにほぼ同量のミルクを加えて作ります。もう一方のカフェラテの方は、イタリア語が語源となっています。イタリア語のカフェ(caffe)はエスプレッソ、ラテ(latte)はミルクのことを意味しています。
カフェオレとカフェラテのカフェイン含有量に関しては、お店によってレシピが違いますし一概にどちらのほうが多いなどとは言えません。そこで参考程度にですが、市販の商品を少しばかり眺めてみましょう。
KIRIN の「小岩井 Theカフェオレ 500ml ペットボトル」は100ml当たりカフェイン41mg入っています。
KIRIN 商品品質情報
https://products.kirin.co.jp/softdrink/softdrink/detail.html?id=6020
森永乳業の「マウントレーニア カフェラッテ」の場合は100ml当たりカフェイン45mg入っています。
森永乳業
https://faq.morinagamilk.co.jp/faq_detail.html?id=23
「カフェオレ」も「カフェラテ」もコーヒーにミルクを混ぜた飲み物ですので、カフェイン量も似たような感じですね。ちなみに市販製品のブラックコーヒーはというと・・・
DyDoの「ダイドーブレンド クラフトブラック 世界一のバリスタ監修 500ml」は100ml当たりカフェイン含有量65㎎となっています。
DyDo 原材料・栄養成分一覧
https://www.dydo.co.jp/products/nutrition
とまぁこんな感じです。カフェイン量的には眠気覚ましには市販でもブラックコーヒーがよさそうですね。
本記事では、ほとんどの人があまり意識することも無い「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いについてご紹介いたしました。ちょっとした豆知識をゲットできましたので、市販のエスプレッソコーヒーに牛乳を混ぜてオリジナルカフェラッテを作ってみましょうかね。